KOJIMA PRODUCTIONSの世界を具現化する、様々なクリエイターたち。  
第8回は、アニメーションチームからリードアニメーターの河田さんにインタビュー。PART2では、チームの雰囲気や求める人材像、趣味について語っていただきました。

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【プロフィール】
名前:河田昌章 
ポジション:リード アニメーター 

KOJIMA PRODUCTIONS創立当初より在籍。子供のために絵を描き始めると止まらない2児のパパ 。最近はキャンプに興味を持つが、形から入る主義のため、まずはキャンプギア沼にはまる。 

※リード:各チームのリーダーポジションの名称 

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Q. KOJIMA PRODUCTIONS(以下、コジマプロダクション)の好きな所はどこですか?

河田:いい意味で「やりすぎ」なところですかね(笑)

 新しくコジマプロダクションに入社した人たちも、まず「なんだこの集団!? 突き詰めすぎ!」と驚いています。 


――それだけ突き詰められる現場だということなんですね 

そうですね。うちは突き詰めようと思ったら青天井です。どこまでも突き詰めていいよって制限されていないです。 

「もうここまで」と線をひかれてしまい、それ以上は完成度をあげるよりも、これで行くしかないとなるところ、コジマプロダクションの場合は納得がいくまで好きなだけ突き詰められるんです。もちろん締め切りの範囲内ではあるのですが、とにかくギリギリまで全員がクオリティアップに全力投球できる現場だと思います。

 クリエイターにとって凄く贅沢で、幸せな環境だなと思うところであり、コジマプロダクションの好きなところですね。 

Q. どんな人と働きたいですか?また、どんな人が集まったチームですか? 

河田:イメージを形にする、それを誰かに伝える。これらは簡単そうにみえて結構難しいです。人を巻き込んで作るというのは、何かを創り出すうえで今後も必要になってくる技術だと思います。 

自分の部署はモーションがメインなので、基本的な業務内容はアニメーション作成になるんですけど、「こんなことをやりたい」「こういう表現をしたい」って動き出すときに、自分の意見を発信しながら、周りを巻き込んで仕事ができる人が多いチームですし、今後もそういった人が集まってくれると嬉しいです。 

あと、引き出しが多い人ですね。監督やチームメンバーからすごく良いアイデアがでたとしても、期間やコスト的に難しい場面があります。そんな時はみんなで代案を出すんですが、それが元々のアイデアから離れてしまっても監督やチームメンバーが気に入って、そのまま採用されるケースも珍しくありません。

ちゃんとした考えを元にいいアイデアが出せれば、そのチャレンジを評価してくれる風土がある会社だと思います 。

 

【動画】『DEATH STRANDING 2 : ON THE BEACH』- State of Play Announce Trailer

TRP

Q. 採用選考のポートフォリオでは、どの部分に注目していますか? 

河田:人間でも動物でもクリーチャーでも良いので、リアル系な作品が入っていると目に留まりますね。加えて、手付けモーション(PART1参照)があると、その分注目します。 


――それだけ手付けモーションは大事なんですね 

はい、キャプチャーデータを加工するにしても、やはり手付けモーションのスキルが測れないと厳しいかもしれませんね。 あとは見る人の気持ちを考えられているポートフォリオか…ですかね。ただ作品や映像を提出するのではなく、自分がどの部分でどのように係わったか、どこに凝って、こだわって制作したのかを丁寧に説明されていたり。資料の作り方をみると、その人の働き方を想像する材料になります。 

ちなみに、オリジナルの自主制作作品を送ってくれる人は、もはや好きになっちゃいますね(笑) 

Q. 趣味などはありますか?お休みの日は何をしていますか?

河田:意外と趣味がなくって、ビール飲みながらNetflixをよく観ますね。 好きなものだと、子供と遊ぶのは好きで、たまに絵を描いてあげたりします。よく子供が好きなアニメの絵を描くんですが、本格的に描きはじめてしまい、気付けば夜も眠れなくなっちゃうくらいには没頭していたりします。 

あと、家族でキャンプに行くのも大好きです。なかでもキャンプギア、かっこいいですよね。せっかくなら全部揃えたい…と思って色々考えて、買う物をリストアップしているんですけど、今度はそれに見合う車も欲しいなとなってしまい、キャンプギアを買い揃えるところで止まってしまっています。

結構完璧主義というか、形から入らないと納得がいかないみたいですね(笑) 

Q. 今後のプランをお伺いできますか?

河田:最近は若い子も増えてきているので、こう「 バトンを渡してあげたい」っていう気持ちはあるんですよ。

ですけど、あれ…じゃあこの後の自分どうしようかなとか。正直言って、このゲーム業界の仕組みの中で考えると、リードより上って考えたことなかったですね。コジマプロダクションは自分の本質的な部分を高められる環境でもあると思っていますし、ならばもう一度、モーションを極めたい気持ちがあります。ただ、老害になってしまわないようには気を付けます(笑) 

あとコジマプロダクションについて。モーション・背景・ライティングなど、今はチームが細かく分かれていますが、これを統合することで、より効率的なチームの体制を作るのではと、最近は色々な人と話しています。例えばカットシーン担当とゲーム担当で分けてみるのも面白そう。でも、もしそうなったら自分はどっちをやりたいんだろうなー…みたいなことを考えています。 

『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』発売までまだまだ制作が続きますが、ここから先は皆で「どういう風にしたらもっと面白くなるか」という、ブラッシュアップに集中するフェーズが始まります。よくこの期間でこんなに変わるなっていうぐらい、結構ゲームそのものが変わったりする期間です。たぶん今回も変わりますし、それがゲームをより面白くするんですよね。 


――では、まだまだ忙しくなりそうですね? 

忙しくなりますね! 怖いけど、めちゃくちゃ楽しいです(笑)

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PART1はこちら

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