『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』の発売を期に、俳優のレア・セドゥさんにインタビューを行いました。ゲームに出演した経験や、自身が演じる「フラジャイル」について語っていただきました。

「デス・ストランディング」と呼ばれる謎の現象によって分断された世界を「繋ぐ」ミッションに赴く主人公サム。そんなサムをフラジャイルは導いたり助けたりして、関わっていきます。また、『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』では、フラジャイルの複雑なバックストーリーがより明らかにもなります。

レア・セドゥさんは、フラジャイル役を演じたことに感銘を受け、自身の人生が変わったといいます。また、フラジャイルがもつストーリーの深さは、文学や詩のようなものにも通じ、『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』が単なるビデオゲームにとどまるのではなく、新しい芸術の形であると話しています。

『DEATH STRANDING』に出演することが決まった時の感想は?

レア・セドゥ:映画とゲームの世界をまたいだこの革命的なプロジェクトの話を聞いたときは、たちまち魅了されましたね。しかもゲームのキャラクターになれるなんて、とてもモダンでロマンティックだと思いました。小島秀夫監督はかなりの映画ファンですので、このゲームの世界に多くの「詩」を取り入れていると感じました。 

小島秀夫監督との共同作業はいかがでしたか? 

レア・セドゥ: 一緒にお仕事ができてとても光栄でした。私たちは異なるカルチャーやバックグラウンドを持っていますが、私も映画が大好きなので共通の話題で盛り上がりました。

役作りのためにどんな準備をしましたか? 

レア・セドゥ:ゲームの世界は私にとって初めてだったので、アメリカ人のコーチについてゲームの詳細や様々な専門用語について理解を深め、『DEATH STRANDING』の世界観についても学びました。

映画での演技とゲームでの演技ではどう異なりますか?またどちらのほうが好きですか? 

 レア・セドゥ:驚かれるかもしれませんが、あまり違いは感じませんでした。フラジャイルを演じられてとても嬉しかったのは、繊細で傷つきやすいキャラクターが私の感情に訴えたことです。

あなたのキャリアについていくつか質問をさせてください。先ず、演技を始めたきっかけを教えてください。昔からこの職業に憧れていたのですか? 

レア・セドゥ:映画はいつでも私に夢を見させてくれましたし、映画なしの人生は考えられません。映画を通じて俳優として表現するのと同じように、観客として映画を鑑賞することも必要なのです。映画があってこそ世界を知ることができますし、映画は文学やアートと同じように、人生を形成してくれます。 

もし過去に戻ってこのキャリアの出発点に立っている自分にアドバイスできるとしたら、どのようなことを伝えますか?  

レア・セドゥ:もっと自信を持つように、そして不適切な質問はしないように伝えたいですが、何事も経験から学ぶわけですから失敗は避けて通れませんね。

最も大きなインスピレーションを受けたことはなんですか?

レア・セドゥ:幼少期に体験したことがインスピレーションの源になっています。想像力は私の幼少期に大きな影響を与えているので、できるだけ子供の心を忘れないように努力をしています。

フラジャイルを演じてから維持していることはありますか? 

レア・セドゥ: ショートヘアですね。とても気に入っています!

最後に、『DEATH STRANDING』に出演した経験からどのようなことを感じましたか? 

レア・セドゥ: とても画期的で時代を先取りしている仕事だと感じました。このような映画とビデオゲームが融合した世界には、共通の未来が待っていると思います。また、ゲーム業界のような分野で仕事ができるのはとても楽しいですね。

〜インタビュー 完〜

2021924日にPS5で発売され、2022330日にPCで発売予定の『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』は、進化した戦闘、より多くのキャラクターアクション、そしてランキングシステムによる特別なチャレンジなど、『DEATH STRANDING』体験の決定版となっています。

DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』についての詳細は、ここから最新トレイラーをご覧ください:https://youtu.be/EV53lnCzP1w 

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